実際の食事レシピ・1日分【栄養バランス重視の料理】2025年3月29日

1日の料理レシピ

私は栄養バランスの良い食事を目指しています。
実際に食べた1日の食事内容・レシピを書きます。すべて自分で料理しました。
(2025年3月29日の食事記録です。)

食事管理アプリ「あすけん」にこの食事内容を入力すると、
摂取栄養素グラフは以下のようになります。

「適切」のグリーンが多め、「過剰」のレッドはちょっぴりです。

この日の摂取カロリーは「1567kcal」です。
(※身長・体重などによって、適切なカロリーは変化します。このレシピを参考にするときは、あすけんでご自身の情報を入力して、目標カロリーを確認してから食材の量を調整してください。)

栄養バランスは、あすけんの「予定」入力で調整

私はあすけんを使うときは、数日前に「予定」として食事内容を入力します。
入力後に「アドバイス」を押して、摂取栄養素グラフを見ます。
それを参考に、食材を足したり引いたりして、微調整してバランスを良くします。
当日はその予定を見ながら、その通りに作って食べます。

あすけんを使い始めて一週間くらいは、上記の作業を毎日やっていました。
ある程度は栄養バランスの感覚が掴めたので、今はこの作業をやるのは数週間に1回くらい。
「今の食事内容は適切か、改善すべきことはあるか」をチェックするためにやっています。

食事内容・レシピ

食事はパターン化して効率よくしています。
「ごはん」「メイン料理」「ミニサラダ」「飲み物」「デザート」が1食の基本です。
ミニサラダはサニーレタスを使う、飲み物は牛乳と豆乳を使う、など副菜の内容もほぼ固定しています。
「メイン料理に何を使うか」を考える程度で済むようにしています。それもローテーションです。
考えることを少なくして、料理に取り組むハードルを下げています。

普段の下準備

白米:まとめて3合ほど炊いてから、茶碗1杯分の小分けにして冷凍しておく。使う時に電子レンジで2分ほど温める。

煮干しと昆布の合わせだし:ピッチャーなどの容器に煮干し4~5本・昆布1枚・水を入れて、冷蔵庫に数時間以上はしまっておく。常備しておけば、すぐ注いで使えて便利。煮干しと昆布は2~3日後に取り出して、刻んで料理に入れて食べる。

豚肉や鶏肉:食べやすい大きさに切り、1食で使う量を測って小分けにして、冷凍しておく。(賞味期限内に使い切れる場合は、冷凍しなくてもいい)

肉を切る前にポットなどでお湯を沸かしておく。肉を切った後に、包丁やまな板を洗ってから、お湯をかけて消毒する。カンピロバクターなどの病原菌による食中毒を防ぐため。

朝食

朝食からしっかり食べます。
<カロリー:566kcal>

■ごはん■

・白米 150g(茶碗に小盛り1杯)
・納豆 20g(1/2パック)

…手順…
納豆を50回以上まぜる。白米に乗せる。

■メイン料理■

[タンパク質]
・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ肉) 50g
[野菜]
・ニンジン 40g(1/5本)
・ブロッコリー 30g
・ダイコン 50g(1cm幅)
・ハクサイ 60g(0.6枚)
・ミズナ 40g(1/2株くらい)
[だし]
・煮干しと昆布の合わせだし 40g(0.2カップ)
・干ししいたけ 2枚
・乾燥わかめ 2g
[調味料]
・塩こしょう 2.4g(小さじ0.4杯)

…手順…
フライパンをコンロに置き、煮干しと昆布の合わせだしを注ぐ。5mmくらいの深さでOK。
干ししいたけを入れる。

ニンジン・ブロッコリー・ダイコンなど固い野菜を食べやすい大きさに切って、入れる。
豚ロース肉が冷凍されている場合は、ここで入れる。(冷凍ではない場合は後で入れる。)
コンロの火をつけて、弱火にする。蓋をする。

ハクサイ・ミズナなど柔らかめの野菜を切って、入れていく。
肉が冷凍されている場合は、ときどきひっくり返したりほぐしたりする。(冷凍ではない場合は、この時点で入れる。)
(ミニサラダなど他の料理の準備も並行して進める。)

煮立ってきたら、乾燥わかめと塩こしょうをかけて、混ぜる。
肉に赤みがなくなり、野菜にも火が通ったら、火を止めて皿によそう。

常に蓋をしておくと、弱火でも熱がこもって火が通りやすい。
■ミニサラダ■

・サニーレタス 15g (1枚)
・EXV(エクストラバージン)オリーブオイル 2g (小さじ0.5杯)
・黒ゴマ 0.9g (小さじ0.3杯)
・梅干し 1.5g(0.1個)

…手順…
サニーレタスを洗って、食べやすい大きさにちぎって小皿に入れる。
EXVオリーブオイル・黒ゴマ・梅干しをかけて、軽く混ぜる。

■飲み物■

・牛乳 40cc(コップ0.2杯)
・豆乳 40cc(コップ0.2杯)
・麦茶 40cc(コップ0.2杯)

…手順…
マグカップに牛乳・豆乳・麦茶を注ぐ。
電子レンジで1分ほど温める。

■デザート■

・バナナ 20g(1/5本)
・アーモンド 1g(1粒)

<各食材のカロリー>

昼食

昼食はフライパンで油を使います。油で炒めるのは昼のみと決めてます。
<カロリー:495kcal>

■ごはん■

・白米 150g(茶碗に小盛り1杯)

■メイン料理■

[タンパク質]
・鶏むね肉 50g
[野菜]
・カボチャ 20g(スライス1枚)
・ブロッコリー 30g
・ダイコン 50g(1cm幅)
・モヤシ 40g
・ナバナ 40g
[きのこ]
・マッシュルーム 20g(2個)
[調味料]
・なたね油 6g(大さじ0.5杯)
・食塩 0.6g(小さじ0.1杯)
・黒こしょう 2.4g(小さじ0.4杯)

…手順…
フライパンをコンロに置き、なたね油を注ぐ。フライパンを傾けて、油を広げる。

カボチャ・ブロッコリー・ダイコンなど固い野菜を食べやすい大きさに切って、入れる。
肉が冷凍されている場合は、ここで入れる。(冷凍ではない場合は後で入れる。)
コンロの火をつけて、弱火にする。蓋をする。

モヤシ・ナバナなど柔らかめの野菜、マッシュルームを切って、入れていく。
肉が冷凍されている場合は、ときどきひっくり返したりほぐしたりする。(冷凍ではない場合は、この時点で入れる。)
(ミニサラダなど他の料理の準備も並行して進める。)

ジュウジュウと音がしてきたら、食塩と黒こしょうをかけて、混ぜる。
肉に赤みがなくなり肉汁が透き通って、野菜にも火が通ったら、火を止めて皿によそう。

鶏肉は生焼けに注意。生だとカンピロバクターという病原菌による食中毒の恐れあり。
■ミニサラダ■

・サニーレタス 15g (1枚)
・EXV(エクストラバージン)オリーブオイル 2g (小さじ0.5杯)
・黒ゴマ 0.9g (小さじ0.3杯)
・食塩 0.6g(小さじ0.1杯)

…手順…
サニーレタスを洗って、食べやすい大きさにちぎって小皿に入れる。
EXVオリーブオイル・黒ゴマ・食塩をかけて、軽く混ぜる。

■飲み物■

・牛乳 40cc(コップ0.2杯)
・豆乳 40cc(コップ0.2杯)
・麦茶 40cc(コップ0.2杯)

…手順…
マグカップに牛乳・豆乳・麦茶を注ぐ。
電子レンジで1分ほど温める。

■デザート■

・レーズン 2.4g(5粒)
・カシューナッツ 1.5g(1粒)

<各食材のカロリー>

夕食

夕食は卵と豆腐を食べます。肉よりも胃が疲れにくいので、よく眠れます。
<カロリー:506kcal>

■ごはん■

・白米 150g(茶碗に小盛り1杯)
・焼きのり 3g(20cm 1枚)

…手順…
焼きのりを小さくちぎる。白米に乗せる。
(写真では焼きのりを撮り忘れました)

■メイン料理■

[タンパク質]
・卵(Mサイズ) 1個
・豆腐 50g(1/6丁)
[野菜]
・トマト 30g(中玉0.2個)
・ダイコン 50g(1cm幅)
・ハクサイ 60g(0.6枚)
・ミズナ 40g(1/2株くらい)
・ピーマン 40g(1個)
[だし]
・煮干しと昆布の合わせだし 40g(0.2カップ)
・カツオ節 ひとつまみ
・冷凍シーフードミックス 10g
[調味料]
・香草焼きシーズニング 1g

…手順…
フライパンをコンロに置き、煮干しと昆布の合わせだしを注ぐ。5mmくらいの深さでOK。
カツオ節とシーフードミックスを入れる。

ダイコン・ハクサイを食べやすい大きさに切って、入れる。
コンロの火をつけて、弱火にする。蓋をする。

トマト・ミズナ・ピーマン・豆腐を切って、入れていく。
調味料を入れて、まぜる。
卵を割って入れる。
(ミニサラダなど他の料理の準備も並行して進める。)

卵の白身が透明から白に変わり、野菜にも火が通ったら、火を止めて皿によそう。

私は半熟のとろみが好きです。固焼きの方が好きな場合は、早めに卵を入れて長めに火を通してください。
■ミニサラダ■

・サニーレタス 15g (1枚)
・EXV(エクストラバージン)オリーブオイル 2g (小さじ0.5杯)
・黒ゴマ 0.9g (小さじ0.3杯)
・食塩 0.6g(小さじ0.1杯)

…手順…
サニーレタスを洗って、食べやすい大きさにちぎって小皿に入れる。
EXVオリーブオイル・黒ゴマ・食塩をかけて、軽く混ぜる。

■飲み物■

・牛乳 40cc(コップ0.2杯)
・豆乳 40cc(コップ0.2杯)
・麦茶 40cc(コップ0.2杯)

…手順…
マグカップに牛乳・豆乳・麦茶を注ぐ。
電子レンジで1分ほど温める。

■デザート■

・ヨーグルト(無糖) 20g(大さじ1.3杯)
・オリゴ糖シロップ 3g(2~3滴)

<各食材のカロリー>

まとめ

3食を比較すると、食事の構成や手順にそれほど違いがないことが分かると思います。
パターンを作ってしまえば、少しアレンジするだけで毎日悩まずに料理ができます。
たまにハーブ・スパイスなど香りのあるものを加えたりすると、変化をつけられます。

メイン料理に使う[タンパク質]の食材は、ローテーションで変えます。
この日は以下のような順番でしたね。

朝:豚肉
昼:鶏肉
夜:卵と豆腐

魚を使う日もあります。夜は卵と豆腐で固定です。

メイン料理に使う[野菜]は、1食につき🟥🟨赤黄系の緑黄色野菜を1種・🟩緑系の緑黄色野菜を2種・淡色野菜を2種と決めています。
野菜はその時々で安いものを買って、上記の組み合わせになるよう置き換えてローテーションしています。
よく買う野菜のリストはこちらです。

よく買う野菜リスト【1日に計350g以上は食べよう!】
1日に食べる野菜の目標量は『合計350g以上』です(厚労省「健康日本21」より)『緑黄色野菜120g以上』+『淡色野菜230g以上』が理想1食ごとに【緑黄色野菜40g】+【淡色野菜77g】を食べればクリアできます🌟料理に🟥🟨赤黄系の緑黄色野...

補足

レシピには、グラムなどの数値を細かく書いていますが、実際にはそれほど厳密にしなくても大丈夫です。
私が「はかり」を使うのは、主に肉を小分けにする時です。1~5g程度の誤差は良しとしています。
野菜も、最初の内ははかりで重さを測っていました。
くり返していると「このくらいの大きさで何グラム」などの感覚がつかめてきます。
目分量でも料理できるようになってきます。ときどき測って感覚のチェックをしています。

調味料は、お好きな物に置き換えても大丈夫です。
(私は体質的にアルコールを控えているため、醤油や味噌など発酵調味料は使わないようにしています。)
塩分を取りすぎないように、調味料は「ちょっと少ないかな?」くらいの量で済ませるよう意識してください。
1日に摂取する食塩の目標量は、成人男性で7.5gまで、成人女性で6.5gまでです。
調味料以外に含まれる塩分も考慮して、1食につき1~2gに抑えましょう。

パターン化した料理の組み立ての基本を、またいずれ別の記事に書きたいと思います。

以上、参考になりましたら幸いです。ご覧いただきありがとうございます!

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